ワーママは退職して幸せ?辞めてよかった6つのこと【体験談】

退職・転職

仕事・育児・家事で毎日ヘトヘト。

仕事辞めたいな…でも、辞めたら後悔しないかな?

こんな悩みはありませんか?

この記事は、毎日この悩みを抱えて働いていたアラフォーワーママが、実際に退職して感じたことや退職前に考えていてよかったこと、退職のタイミングをお伝えします。

私の体験が、今悩んでいるあなたの役にたてば幸いです。

ワーママは退職して幸せ?実際に辞めて感じたこと

結論からいうと、退職して幸せだと感じています。

それは、今までの悩みから解放されたからです。

もちろん収入が減ったり、今までの仕事で築き上げたキャリアを考えるともったいないと思うこともあります。

ですが、それ以上に私には辞めるメリットの方が大きかったです。

きっともう一度選択し直すチャンスをもらっても、私は退職を選択をするでしょう。

それぐらい、辞めてよかったと自信を持って言えます。

「退職してよかった」と感じた6つのポイント

私が退職をしてよかったと実際に感じたポイントは、下記の6つです。

  1. 心のゆとりができた
  2. 家族と過ごす時間が増えた
  3. 子どもの精神状態が安定した
  4. 子どもの行事に参加できるようになった
  5. 急な呼び出しのストレスから解放された
  6. 自分に使える時間ができた

それぞれ詳しくお伝えしますね。

どれも私の人生の質を上げてくれました。

心のゆとりができた

いつも気持ちに余裕がなかったのが、退職したことでゆとりを持てるようになりました。

仕事に復帰してからは、仕事と家事と育児の3つをこなさなければならず朝から晩までずっと時間に追われていたので毎日ヘトヘト。

自分に余裕がないからイライラすることも多く 、家族を大切にしたいと思う気持ちと反して、優しくできない自分にも苛立ちを感じていました。

その感情からも今は解放され、家族からも「最近イライラしてないね」と言われるようになりました。

会社のストレスチェックで「専門医面談要」の結果を受けてしまったので、

かなり無理していたんだな、と感じました。

家族と過ごす時間が増えた

仕事を辞めて、これまで会社にいた時間に家事ができるようになったので、その分家族と過ごせる時間が増えました。

保育園や学校から帰ってきて一緒にテレビをみたり、絵本を読んであげたり、お絵描きをしたり。

できることが増えた子どもたちを見ていると、この瞬間をしっかり見れてよかったと感じます。

家族でのコミュニケーションが増えるので、みんなの笑顔が以前より格段に増えました。

子どもの精神状態が安定した

一緒に過ごす時間が増えたことで、子どもの気持ちが安定したのも感じました。

一時期、ちいさなウソをつくようになったんです。

最初は「自分の考えたお話かな」と思い気にしていませんでしたが、徐々に保育園での出来事も言い出し、何度か先生に確認するほどに。

今思うと、私自身に余裕がなかった時だったので「関心をもって欲しい」アピールだったのかもしれません。

それが今ではまったくなくなったので、一緒にいる時間や親の精神状態が子どもに与える影響の大きさを感じました。

子どもの自己肯定感もあがった気がします。

子どもの行事に参加できるようになった

子どもの行事に参加したいと思っても、何人も子どもがいたら、なかなかすべての行事ごとに休みをとるのは難しいですよね。

それが退職を期に、すべて参加できるようになったのもうれしい点です。

今までは「今日○○のお母さんも○○のお母さんも来てたよ」と行事のあとに淋しそうな顔を見ることも多かったですが、それがなくなり、楽しそうに話す姿を見れるようになりました。

上の子が小学生に上がり、小学校と保育園の両方になったときは

行事が2倍になったのでかなり大変でした。

急な呼び出しのストレスから解放された

子どもの発熱などで急に保育園から呼び出されるのは、ワーママあるあるだと思います。

その時に上司へ早退の許可を取ったり、まわりにお願いするストレスがゼロになりました。

一緒に働く人のなかには、子ども中心の働きかたを理解してもらえない人もいます。

そういった人との人間関係も気にしなくていいのは、気が楽ですよね。

もちろん体調のつらい子どもを早く迎えてあげられるので、いいことづくしです!

自分に使える時間ができた

やるべきことが多く、今までほぼゼロだった自分のために使える時間ができたのもメリットです。

映画を見たり、本をよんだり、ただただボーっとしたり。

自分のために時間を使えると、気持ちも落ち着き、心にもゆとりが生まれるので、他人との関係も良好になります。

やってみたかった習い事にも挑戦できます!

幸せな退職のためにワーママが仕事を辞める前ににやるべき3つのこと

「辞めたい」という感情のままに辞めるのはおすすめしません。

私が実際にやってよかったと思った、辞める前にしておくことを3つ紹介します。

生活費の計算と貯金をしておく

退職を考え始めたら、毎月いくら生活費で使っているのかを計算してください。

生活費がわかったら、収入が当分なくても大丈夫なように、6ヵ月分程度の貯金をしておくと安心です。

お金に余裕がなくなると、時間があっても心にゆとりがなくなってしまいます。

辞める前に資金を準備しておくことで、この状況を防げます。

また、失業手当の受給資格があれば3ヵ月〜5ヵ月分は支給されるので、余裕をもって退職後どうするかを考えられるでしょう。

事前に転職先が決まっている場合や家族の収入だけで生活費が大丈夫な場合は、

気にしなくても大丈夫です。

退職後の保育園問題を考えておく

自治体によって求職期間の1〜3ヵ月は猶予期間がありますが、退職したら、保育園も退園しないといけなくなります。

一度退園してしまうと、再度はいるのは難しいでしょう。

もしそのまま保育園に預けたいと考えている場合、辞める前にどうするか考えておきましょう。

例えば下記の選択肢があります。

  • 転職をする(パート含む)
  • 職業訓練校に通う
  • フリーランスになる

ただし、職業訓練校の場合は通っている間のみになるため、注意が必要です。

私は以下の流れで保育園を継続しています。

退職後:すぐに6ヵ月の職業訓練校に入る

職業訓練校修了後:求職期間の3ヵ月を利用

求職期間終了後:開業届を出しフリーランスになる(今ここ

開業届をだしても収入がない場合はどうなるの?

と気になるかもしれません。

結論、収入がなくても大丈夫です。

私も心配だったので役所へ確認すると、収入がなくても開業届をだしていたら働いていることになるので問題ないとの回答でした。

保育園をそのまま継続したいなら、退職前に次どうするか考えておくと焦らなくてすみます。

退職後のシミュレーションする

退職すると今まで仕事をしていた時間がまるっと空くので、退職後どうするか考えておくとスムーズに新しい生活へシフトできます。

もし、転職を考えるなら事前に転職活動を、資格を取って別の仕事につきたいならスクールを調べておくなど、次のステップに向けて動くのがおすすめです。

私はどうしても在宅ワークがしたかったので、辞める前からハローワークへ通い、退職後すぐに職業訓練校へ行けるようにスケジュールをたてました。

仕事の辞めどきはある?よくある3つの退職タイミング

私もそうですが、大きなきっかけではなく、小さなことがつもりつもってストレスになり「辞めたい」と思うワーママが多いと感じます。

原因は人によって違いますが、基本的には下の3つにわけられます。

  • 仕事も家事も育児もこなさないといけないので、心身ともにしんどい
  • 子どもともっと一緒に過ごしたい
  • 会社でのストレス(仕事が制限される・肩身が狭い

どのようなタイミングで退職するワーママが多いのかがわかれば、事前に心構えもできるでしょう。

ここでは、退職が増える3つのタイミングを紹介します。

私も仕事に復帰する前にこんな場合があると知っておけば、

もう少し気持ちが楽だったのかなと思いました。

育休から復帰してワーママに戻ったとき

仕事に復帰すると、仕事・家事・育児の3本柱の生活がスタートして心身ともにかなりの疲労がたまります。

疲れていても手が抜けないので、ストレスは溜まる一方。

加えて、保育園からの洗礼です。

保育園に入りたてはまだまだ免疫がないので、熱や鼻水、感染症……いろんな症状がでて体調をくずします。

そのたびに仕事を休まないといけなくなるので、会社での居心地が悪くなってしまいます。

復帰後はこれまでの生活と大きく変わってしまうので、どうしてもメンタルが弱ってしまい、仕事を続けるのが辛いと感じてしまいます。

「ママだからしょうがないよ」と言われるたびに、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

子どもが3歳になったとき

「時短勤務は子どもが3歳になるまで」と決められている会社は多いです。

そうなると、どうしてもフルタイム勤務を余儀なくされるので、仕事・育児・家事をこなすことが難しくなり、退職を考えます。

また育休から復帰したときの慌ただしさは乗り越えても、子育て中心になり仕事にやりがいを感じなくなることや、これまでどおり仕事をこなせず出世コースから外れてしまう「マミートラック」を感じることもあるでしょう。

2.~3歳差で第二子を妊娠・出産する人も多く、これを期に退職するケースもあります。

いろんな状況が起こり、子どもが3歳になったときは退職を考えるタイミングになります。

子どもが小学生になるとき

「小1の壁」はママさんなら知っている人も多いはず。

基本的に保育園は共働きの親が働くために預ける施設のため、延長保育があり、仕事が遅くなっても対応してもらえます。

しかし、小学生になると帰宅時間が早くなるので、放課後をどうするか考えるなければいけません。

1人で留守番をさせるのは心配ですし、学童に預けられても6時半までしか開いていないところも多いのが現状です。

そのため、保育園と同じようには仕事が続けられなくなり、退職を選択するケースが増えます。

まとめ:退職して幸福度がアップしました

仕事を辞めたことで家族との時間が増えたので、私は退職して満足しています。

ただ、退職を決めるまではすごく悩みました。

仕事復帰してからずっと考えていたので、悩んだ期間は約3年半。

そして決心した結果、6つのよいことがありました。

  • 心のゆとりができた
  • 家族と過ごす時間が増えた
  • 子どもの精神状態が安定した
  • 子どもの行事に参加できるようになった
  • 急な呼び出しのストレスから解放された
  • 自分に使える時間ができた

ここで紹介したものは私にとってはよかったことですが、多くの人の正解ではありません。

辞めなくても、会社に在宅勤務ができる部署があれば、異動するのも1つの方法です。

ありがたいことに、今はいろんな働きかたがある時代です。

だからこそ、私も在宅ワークを始めることができました!

退職は大きな決断です。たくさん悩んでください。

あなたが納得した決断ができるように、本記事を参考にしてもらえたらうれしいです。

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